深谷シネマとは?

平成14年7月27日にオープンした埼玉県深谷市にあるミニシアター。
全国の中心市街地から「映画館」の灯が消えている中、館長で代表の竹石研二氏(NPO法人市民シアター・エフ理事長)が深谷市で30数年ぶりに復活させた『街の映画館』です。

深谷市が進めている中心市街地活性化事業の「深谷TMO」(まちづくりの組織で、事務局は深谷商工会議所)による「空き店舗活用」の一つとして、以前銀行だった建物を改装して出来ました。
銀行の金庫室が映写室になっている点は全国的にも珍しい点です。
ちなみに『深谷シネマ〈チネ・フェリーチェ〉』の〈チネ・フェリーチェ〉にはイタリア語で「幸せな映画」という意味だそうです。

深谷シネマができるまで

市民の為の映画館をつくるため仲間を募り、1999年3月26日「県北にミニシアターを!市民の会」が立ち上がりました。まずは、市民からの賛同署名を集め、深谷市と話し合いをし映画館常設に向けての活動が始まりました。

2000年1月15日に第1回市民映画会として「のど自慢」を深谷市民文化会館で上映したのを皮切りに、ホール上映、野外上映などを行い。その後、商店街のフクノヤさんの店舗の一部を借りて「フクノヤ劇場」を開館し(店舗老朽化の為、2001年1月をもち閉館)上映を重ね、活動は次第に盛り上がっていき。その間も、NPOの申請や深谷市TMO構想(市街地活性化構想)に参加し常設館の準備を進めていきました。

2002年1月、深谷市より正式にTMO構想が認定され、映画館の常設が決定したのです。それからは、店舗改装・設備購入や館名の決定などを大急ぎで開館準備を行いました。
2002年7月27日、「深谷シネマ」は深谷市・商工会議所・市民の協力を得て旧さくら銀行跡地を改装し、待ちに待ったオープンを迎えました。オープンから8年目を迎え、〈街なか映画館〉として深谷の街と人々の暮らしに定着しつつある中、当初より予定されていた深谷市区画整理事業により七ッ梅酒造跡への移転が決定。

2010年3月31日をもって深谷市仲町の「旧さくら銀行跡地」での営業を終了し、4月16日より300年の酒蔵の歴史を引き継いだ深谷市深谷町の「七ッ梅酒造跡地」にて新オープンいたしました。

アクセス・地図

■住所

〒366-0825 埼玉県深谷市深谷町9-12
TEL:048-551-4592 FAX:048-551-4593
旧中山道沿い七ッ梅酒造跡 JR高崎線深谷駅より徒歩約10分
商店街無料駐車場あり

■料金のご案内

一般 : 1,000円 障がい者 : 900円
高校生 : 800円 小・中学生 : 700円 幼児(3歳以上) : 500円
親子ルーム使用料 : 1,000円 (パパママ応援ショップ 優待カードをお持ちのお客様は無料)

『深谷シネマ』公式サイト http://fukayacinema.jp/